浴室リフォームの目安の工事期間と工事の基本パターンを解説致します

浴室リフォームの工事期間は、浴室の広さやタイルの種類、浴槽の形状などによって変わってきます。工期優先か、費用優先か。浴室リフォームにおいてあらかじめ意識しておくべき比較ポイントとそれぞれのメリット、デメリットについて初心者向けに詳しくお伝えしていきますので、ぜひとも参考になさってください。

タイル浴室のリフォーム期間と注意点

一般家庭でよく見られる「タイル浴室からユニットバス」というリフォーム工事の場合、目安の工事期間は6日程度であると言われています。大まかなリフォーム工事の流れとしては、「事前調査」、「基礎工事」、「配管工事」、「浴槽の搬入」、「ユニットバスの組立工事」、「内壁の造作」、「電気配線およびクリーニング」　などの工程が6日間に分けて行われることになります。

ユニットバス同士の浴室リフォームの場合

「ユニットバスからユニットバス」というリフォーム工事の場合、目安の工事期間はタイル浴室の場合よりも若干短く4日程度であるとされています。はじめからユニットバスの土台がすでに出来上がっているため、全体の工事期間がその分短縮できるのですが、だからといって費用が必然的に安くなる、というわけではありません。浴室リフォームのトータルコストを左右するのは全体の広さ、浴槽の種類などであり、オプション機能の充実度によっては全体で30万円を超えることもめずらしくありません。

バリアフリーリフォームの需要は？

ここ数年は都市部でも浴室を全面バリアフリー化する住宅が増えてきています。バリアフリーと言ってもさまざまなパターンがあり、浴槽に入りやすいように手すりを追加する工事もあれば、体を持ち上げるための浴室リフトを設置する工事など、ライフスタイルに合わせていろいろなパターンを検討することが大切です。住宅のバリアフリー化についての相談窓口としては、役所の職員、ケアマネージャー、住環境コーディネーターなどがいますので、普段から緊密に連絡を取り、幅広い相談窓口を確保しておきましょう。

浴槽の大きさなどによって期間は異なる

浴室リフォームの工事期間はまず、浴槽の種類や全体の広さによって大きく左右されることを理解しておきましょう。最近では賃貸物件でもバリアフリーリフォームのニーズが高まっており、浴室に手すりを付けたり、専用のリフトを設置したりといった大がかりなリフォーム工事を行う家庭が増えてきているようです。